どーんと構えて

3人男子を育てる母の日記。

お母さんに捨てられた

初めまして。

初めまして。はなです。アラフォー世代の子育て母ちゃん。3人の男の子の母です。ようやく、長男が高校生、次男が中学生、三男が小学生になりました。まだまだ大変だけれど、少し手が離れてきました。嬉しいような寂しいような…。このブログは、子育てについていろいろと書いていこうかなと思います。

不登校を思い出して

今から数年前に長男は不登校に。なんだか大げさなタイトルって思いましたけど母は頑張ったと思う。誰もほめてくれないから自分で自分をほめようと思っています。

うちの長男は小学4年生から行き渋り、5年生からは完全に不登校です。中学校なんて全く通っていません。そんな長男はこの4月から通信制の高校に入学し、楽しそうに学校に通っています。いま、辛い思いをしている方に「大丈夫だよ」と言ってあげたい。あのときがあるから今があります。

 

親子ともに一番辛かった時期。

小学校3年生からからかいなどいじめがありました。担任もうまく対応できていなかったと思います。ちなみに、うちは自閉症スペクトラムだと何度も伝えていました。これについてはまた後日書きますね。

 

小学校4年生では、聴覚過敏もあったので教室のにぎやかさに耐えられず、隣の別室で過ごすことが多くなりました。そして、10月…ぷつんと糸が切れたように学校に行けなくなりました。

スクールカウンセラーにも本人も私も定期的に相談していましたが、それでも溢れてしまったコップの水は元には戻りませんでした。アドバイスされたことは何度もやったけれど、学校の校舎が見えてくるとお腹が痛くなるし、泣いて帰るなど大騒ぎで思い出しても辛い毎日。小学4年生で不安定な子供を自宅に一人で置いておくわけにもいかず、かといって仕事をしていた私は頻繁に休むわけにもいかず。今なら絶対にしないけれど、当時は腕をつかんで引っ張て学校に連れていったこともあります。学校で「お母さんに捨てられた」と言われたときは涙で前が見えなくなりました。

でも、仕事がどうしても休めなくて私はそのまま仕事に行きました。なんてダメな母親なんだろうって何回も責めました。

なんとか登校してほしいと思って、時間を決めて短時間だけ登校する、放課後に行って先生に挨拶をして帰宅するなどもしていました。でも、それをすると息子が辛くなるんです。それは、私の勝手な行動で。

家にだけいてほしくない

引きこもりにはなってほしくない

勉強は進学はどうなるの

仕事はどうしよう、辞めなくちゃ

学校に行けないだけでメンタルがかなりやられてしまいました。

でも実際に辛かったのは息子なんです。私じゃない。

 

毎日、学校に行けずに自分を責めて泣いている息子。

「僕が普通じゃないからだめなんだ」

「いなくなればいいんだ」

そんなことまで言わせてしまった。

学校なんて行かなくたっていい。自分を大事にしてほしい。

ただひたすらにそう思いました。

 

いま学校に行けずに困っている人、大丈夫。あなたの居場所は必ずあります。

数年前よりも選択肢はいっぱいあるから。

自分の心と体を大事にしてほしい。

お母さんもお父さんも頑張りすぎずに誰かに相談してほしい。

 

今日はここまで。

次回、父と母で意見が対立、実の親から行かせろと言われる、兄弟も荒れる…って話を書くと気が重くなるので、どうやって居場所を見つけたかを書こうと思います。

読んでくださってありがとうございました。