どーんと構えて

3人男子を育てる母の日記。

不登校の子どもと向き合う母親の苦悩

さて、小学校5年生で完全不登校になってしまった長男。私も仕事を辞めて家にいることに。

学校と連絡を取って、この教科、行事に参加してみようと付き添ってみました。放課後に担任の先生にも会いにいったり、朝に顔を出して帰宅してみたり。でも、やっぱりだめでした。学校が見えるとお腹が痛くなる、表情が無くなるのです。そんなに辛いなら通わなくていいんだよってようやく言うことができました。

 

担任の先生にはいろいろとお世話になったので感謝している部分もありますが、許せない一言もいわれました。

「お母さんが家にいるから甘えて学校にこないんです。

 そのへんのパートでもなんでもいいので仕事してください。

 仕事をしているふりでいいので自宅をでてください。」

五月雨登校になったときに必死に周りに頭を下げて遅れていったり、昼休みに抜けて送っていったりしたことがどんなに大変だったか。不安定な小学生を自宅に一人でおいていくことができるでしょうか。

言われた後に悔しくて息子がいないところで泣きました。

しかも、学校にいけない理由は全てが甘えではありません。発達障害のため感覚過敏、対人スキルが低く関係が構築できないことが根底にあるのに。

いろいろな決心をして仕事を辞めたのに、なんで担任からそんなことを言われなくてはならないのでしょう。

 

学校の先生には「どうして教室にはいらないのか」なども何回も言われて心が傷付けられています。なんでこんな寄り添わない発言ができるのか驚きです。すべての先生がそうでもないのはわかっています。

先生だって何気なく言ったのだと思いますがその一言が親の心を打ち砕くのです。忙しいのに対応してくださったのには感謝していますが、この一言で私はとどめを刺された。いい先生だってみんなが言うんです。…ママ友にも主人にも言わなかった。言えなかった。

 

仕事を辞めた私が悪いのか

子どもが泣いているのは私の育児のせい

私が悪いから

 

子どもが不登校になって仕事を辞めたり

子どもや親が追い詰められていく

一緒に深い水の底に沈んでいくようなそんな感覚

 

 

辛いなら行かなくていいよ。もうお母さんも無理はさせないから

でも、どこにいけばいいんだろう。

漠然とした不安だけが残りました。

 

そして居場所探しがはじまりました。

書いていたら暗いし、重い。

でも実際はみんなこんな感じじゃないかな…